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SHOWROOM(ショールーム)配信でエコーをかける方法とは
SHOWROOM(ショールーム)で配信を始める人も増えてきており、最近ではアイドルなども配信を行っています。そのためトーク力や雑談力のみで人気を得るのは、中々ハードルが高いですよね…!しかし歌配信や演奏配信であれば、「歌や演奏が聞きたい」と音楽目当てで聞いてくれる方が多く、入り込んでもらいやすいです。
今や歌配信で人気になることが人気配信者としての近道ともいえます。そんな歌配信・演奏配信をする際にクオリティが高く、人気を得ている配信者ほど「エコー」を活用しているのはご存知でしょうか。
エコーを効かせるだけで「プロっぽさ」が増し、歌や演奏のクオリティが一気に上りますので、このエコーを使いこなせるかが配信への第一歩とも言えるかもしれません。
しかし、どうやったらエコーがかけられるのか、またどんな機材を揃えたらいいのか…全然分からないですよね。
そんなエコーをかける方法について、これから詳しくまとめたものを紹介しますので、参照にしてください!
エコーをかけると何がいい?
エコーとは、山彦のように音を反響させることで、音に広がりを生んでくれるエフェクトです。
リバーブやディレイという音の響き方もありますが、それらとは違い、自分の声が何度か響き続けるのが特徴です。調整の仕方には気をつけないといけませんが、上手く調整できれば「声の重なり」が表現出来ます。
調整できれば「様々な音色」をコントロール出来ますので、エフェクトが幅広いほど「プロっぽさ」を出すことが出来ます。様々なエフェクトをかけることで、視聴者も「飽きない歌配信やトーク」が出来るようになるのです。
実際に、ラジオ番組などでは「タイトルコール」にエコーをかけたり、ラジオドラマなどでも、決め台詞などにエフェクトを少しかけることで「緩急」をつけやすくなります。
なので「音の演出」は、配信を盛り上げる1つの要素となるのです。
リバーブやディレイとは何が違うの?
エコーがどんな音かは分かったけど、さっき出てきた「リバーブ」「ディレイ」とは何が違うの?と思う方は多いかもしれません。
なので少しエコーとその他の音の違いについても説明させて頂きます。
リバーブ
リバーブは音の反射のことであり、壁にあたって音が反響するように響き渡るイメージです。音自体が波のようなもので、壁などに跳ね返って人の耳に届きます。
その「反射して響く」効果をわざと演出することで「ライブっぽさ」などを引き出すことが出来るのです。
ディレイ
ディレイは「音が遅れる」という意味で、イメージとしては人形劇で「これが、遅れて、聞こえるよ」というネタをやっている「いっこく堂さん」のようなイメージです。(分からない方はすみません!)
「あー」と声を出すと、出した声が遅れてまた響くイメージです。エコーと非常に似ていますが、エコーは「長めのディレイ」だと思って頂けるといいかなと思います。
以上で音のエフェクトについて説明させていただきました。慣れてくると「ここはエコーを足したい」「ここはディレイかな?」と自分で調整出来るようになっていきますので、ぜひ色々自分で試しながらコツを掴んでいいきましょう。
SHOWROOM(ショールーム)でエコーをかける方法①【コンパクトインターフェースを使う】
エコーをかける方法の1つ目が「オーディオインターフェース」の使用です。オーディオインターフェースとは、歌や楽器などの音をオーディオインターフェースを「中継地点」として、スマートフォンなどに出力される際、より高音質に変えてくれる機器です。
このオーディオインターフェースの中でも、スマートフォンと一緒に使いやすいとされているのが「コンパクトインターフェース」です。
コンパクトインターフェースって何?
オーディオインターフェースがさらに持ち運びしやすくなり、その名前の通りコンパクト化されたものが、コンパクトインタフェースです。
マイクや楽器などと出力機器の間に、コンパクトインターフェースを繋ぐことで「音質をより美しく」してくれます。
普通のオーディオインターフェースはやや大きめですので、持ち運ぶには少し重いといった難点がありますが、コンパクトインターフェースは持ち運びにも適しているので、外で収録したい時など非常に便利なものとなっています。
コンパクトインターフェースでは、エコーやリバーブなどの調整もでき、音質を向上させながらも、「エフェクト調整」が出来るので、外でもスタジオルームのような充実した音調整を実現してくれます。
おすすめのコンパクトインターフェース
ここからはコンパクトインターフェースでおすすめのものをいくつか紹介。使い方によって「何を重視するか」が変わってきますので、よく考えて商品を選ぶようにしましょう!
①Apogee ONE for Mac マイクロフォン内蔵 USBオーディオインターフェース
オーディオインターフェースなのに片手で持ち運べる、まるでボイスレコーダーのような形になっています。
デザインもかっこいい上に、音質も素晴らしいインターフェースなので、おすすめの一品です。
②IK Multimedia iRig 2 ギター/ベース用モバイル・インターフェース【国内正規品】
こちらはギター・ベース用のインターフェースとなっており、大きさも非常にコンパクト。
楽器をやっている方は、「オーディオインターフェース重いんだよな…」「外でエコーかけてみたいけど、何か持ちにくそう」と悩んでいる方は、ぜひこちらを使ってください。
③ヤマハ YAMAHA ウェブキャスティングミキサー オーディオインターフェース 3チャンネル AG03 インターネット配信に便利な機能付き 音楽制作アプリケーションCubasis LE対応
こちらの3チャンネルAG03は、You Tubeでも多くの方が紹介しており、人気も高いコンパクトインターフェースです。
コンプレッサーやEQの調整はもちろん、パソコンからの入力だけでなく、ギターなどの楽器からの入力にも対応しており、非常に多様性のある商品です。
まだ上記の他にもコンパクトインターフェースはたくさんありますので、ぜひ自分好みのデザインや機能を探してみてください!
SHOWROOM(ショールーム)でエコーをかける方法②【マイクを使う】
エコーをかける方法2つ目は「マイクを使ってエコーをかける」です。
マイクにはあらかじめ「エコー機能」がついていますので、機材の設定とか難しくてよく分からないという方にもおすすめできる方法です。またマイクを使用するとビジュアルも「アーティストのレコーディング」「ラジオのパーソナリティー」などのプロの配信らしさを表現出来ますので、視聴者を惹きつけられるでしょう。
マイクも数千円から数万円まで様々な種類がありますが、音質にこだわるのか、ビジュアルを重視するのかなどで価格帯も変わってきますので、よく検討して購入しましょう。
スムーズに手軽にエコー機能を使いたい方や、シンプルにエコーを掛けられればそれでOKという方にも「マイクを使う方法」は非常に簡単でおすすめです!
エコーをかけるのにおすすめのマイクは?
エコーを活かすには、マイクがそれなりに「高音質」である必要があります。元の音がキレイだからこそ、エコーでの音の重なりが映えるのです。なので「エコーに合うマイク」をここでは紹介します。
SHOWROOM(ショールーム)エコーをかける方法③【パソコンのライブ配信ソフトを使う】
エコーをかける3つ目の方法は「ライブ配信ソフト」を使用することです。しかし配信ソフトは設定なども細かいので、難しい操作が苦手な方には厳しいかもしれません。
ソフトの中でも、配信者に多く使用されているのが「OBS Studio」というものです。OBS Studioと機能拡張ソフトのVSTプラグインというソフトをインストールして使用すれば、OBS Studio側でエコー機能を設定して、使用出来るシステムになっております。
配信ソフトは難しい分、細かい操作や調整を行うことが出来たり、パソコンを使用するのが得意な人にとっては「オーディオインターフェース」よりパソコン上だけでの操作になるので、手間がかからないと感じられる方もいるかもしれません。
オーディオインターフェースなどを揃えなくても、USBマイクのみで高音質な配信が出来ますので、非常にパソコンが得意な人、パソコンだけで配信一連の操作を済ませたい人にとっては便利なソフトとなっております。
SHOWROOM(ショールーム)でエコーをかける方法まとめ
今回は、SHOWROOM(ショールーム)のライブ配信でエコーをかける方法やエコーについて紹介しました。
機材やソフトなどの難しい操作が得意でない方、シンプルにエコーだけかけられれば大丈夫という方は、マイクでエコー機能を使えればOKです!
エコー機能以外にも、BGMの調整や他のエフェクト・ボリュームバランスも調整したいという方は、オーディオインターフェースがおすすめです。オーディオインターフェースは楽器演奏などにも活用できますので、音楽配信にもっとこだわりたい方はぜひ使ってみてください。
オーディオインターフェースなどの機器を使うのが難しいという方は無料配信ソフトの「OBS Studio」などを利用して、パソコン中心に配信環境を整えるのが最適でしょう。
人ぞれぞれこだわる点は違うかと思いますが、視聴者から人気を得る配信をするため、自分にあったエコーの使い方をぜひ探してみてくださいね。
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