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Pococha(ポコチャ)配信におすすめのミキサー、オーディオインターフェースと使い方
ライブ配信サービスが増加し、ライバー(配信者)さんも増加して来ました。そして需要が急に増えて来た配信グッズがあります。なんだか分かりますか?、それは「ミキサー」です。
基本的にPococha(ポコチャ)は、スマホ1台だけでも配信は可能です。しかし、音楽演奏系ライバーさんや、ランクが高い歌枠のライバーさんは、まさしく、音が良いBGMや効果音や、カラオケ音源などを流しながら、おしゃべりや歌の配信を行っています。
このBGMや、高音質のカラオケで歌にはエコーがかかり、楽しい配信になっているのは、ミキサーという機器を使っているからです。
もし、あなたがライバーさんで、配信の中で音楽を高音質で流したいと思ったら、配信グッズで人気のある、この「ミキサー」を使用されるが良いです。品質の良い音楽を流したり、効果音を使うと、間違いなく一気に配信が盛り上がります。
なお、Pococha(ポコチャ)のアプリ内には、カラオケ機能があり、これだけでも十分と言う人もいると思いますが、エコーがかけられないので、ミキサーを使用したエコー付き音声の入力か、エコー付きUSBマイクを接続して歌声にエコーをかけて使用すると良いです。
ミキサーとオーディオインターフェースの解説!
先ず、「ミキサー」と「オーディオインターフェース」の言葉の意味を解説します。この機能は区別は、製品として見ると非常に分かりづらいです。
なぜなら、ミキサーと呼ばれている機器に、オーディオインターフェース機能を持ってものがあったり、オーディオインターフェースと呼ばれている機器にも、簡単なミキサー機能を持つ製品があるからです。
配信向けミキサー接続図

図のように、ミキサーの入力側に、マイク、ギター、キーボードなどの音の入力デバイスが繋がり、出力はオーディオインターフェース部を経由して配信用スマホに接続されます。
ミキサー機器には、アナログインターフェースのみの製品や、パソコンにUSB接続できるものなどもあるため、ミキサーの言葉の定義としては下記がポイントになります。
ミキサー機器、複数の音源の音量を調整してミックスし、一組のLとRの音源としてメイン装置に送出する装置
オーディオインターフェース機器は、簡単に言うと、音源をパソコンに接続できるように信号変換する機能があるものですが言葉の定義としては、下記がポイントになります。
オーディオインターフェース機器は、アナログ信号をデジタル信号に、デジタル信号をアナログ信号に変換にして、スマホ、またはパソコンで処理できるようにする装置
今回、テーマにしているものは、ミキサーです。ミキサー機能とオーディオインターフェース機能を持った機器のPococha(ポコチャ)でのミキサーの活用法の解説です。ミキサー機能がないオーディオインターフェース機器の解説は、今回は行っていません。
Pococha(ポコチャ)用ミキサーに必要な機能
言葉の通り、ミキサーは、音楽や音声や効果音をミックスする機械です。ミキサーと言っても、さまざまなものがありますが、Pococha(ポコチャ)ライブ配信用に適したものは、下記機能があるものを選ぶと、ゆくゆく必要になっても慌てないで済みます。
- エコー(リバーブ)機能のあるもの
- コンデンサーマイク用の電源端子がマイク入力部にあるもの
- スマホUSB端末で出力される音楽信号をミキサーでループバックしてスマホに戻せる機能があるもの
具体的に、Pococha(ポコチャ)で配信する際におすすめのミキサーを紹介します。人気のミキサーは、しばしば、ネット販売価格が高騰したり、入手に数ヶ月かかると言う話があって、気軽に買えない時期もありましたが、現在は価格も供給も安定しているようです。
Pococha(ポコチャ)アプリのカラオケ機能
Pococha(ポコチャ)アプリには、カラオケ機能が初めからあり、エコー機能付きマイクが1本あれば、特にミキサー環境が無くても歌配信が可能です。機能を簡単に紹介します。下記写真は、配信時のPococha(ポコチャ)アプリ搭載のカラオケ機能起動画面の一例です。
配信が始まってから、カラオケ機能の「マイクマーク」をタップすると、カラオケ曲の選択画面が表示され、曲の選択や、歌詞表示、ミュージック音量とマイク音量の調整の画面がでます。



ただし、マイク音声にエコーをかける機能は、このアプリにはありませんので、外付けのミキサーのエコー機能を使用するか、エコーマイクを接続すると、本格的なカラオケ配信環境が出来ます。
なお、ミキサーにループバック機能があると、Pococha(ポコチャ)アプリのカラオケ音楽を、ミキサーのモニターに戻してカラオケ音楽を確認することができます。
Pococha(ポコチャ)配信用おすすめミキサー
おすすめの具体的なミキサー機器を紹介します。
Pococha(ポコチャ)でおすすめのミキサー
Pococha(ポコチャ)で人気の具体的なミキサー、3つの機種の紹介です。
YAMAHA ウェブキャスティングミキサー 3チャンネル AG03
ヤマハ YAMAHA ウェブキャスティングミキサー オーディオインターフェース 3チャンネル AG03 インターネット配信に便利な機能付き 音楽制作アプリケーションCubasis LE対応
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- ベストセーラ1位
Pococha(ポコチャ)のライバーさんで人気第一位のミキサーです。1.4kgとコンパクトな本体で、マイク音量ボリュームが大きく、使い易い機構で、エコー機能やループバック機能も搭載しています。
メーカー | YAMAHA |
---|---|
価格 | 16,500円 |
使用法は、ミキサー上部サイドのmicroUSBの電源入力端子に、充電器などから+5V電源を付属の電源用USBケーブルで繋ぎます。次に、ミキサーのデータ入出力のUSB端子に付属のデータ用USBケーブルで繋ぎます。
スマートホン側のUSB入出力はiPhoneであれば、USBカメラアダプタを介して接続します。
BGMを流す方法は、パソコンやタブレット端末などのスピーカー出力端子とミキサーのAUX端子を3.5mmステレオミニプラグで繋ぐと可能になります。
マイクは、上部左のマイクマークがある端子に、ダイナミックマイクやコンデンサーマイクが繋げられます。各ボリュームやエコーの設定を行って使用可能となります。モニター端子には、ヘッドホンを接続します。
下記動画では、AG03の使用法が詳しく分かりますので参考にご覧ください。
YAMAHA ウェブキャスティングミキサー 6チャンネル AG06
ヤマハ YAMAHA ウェブキャスティングミキサー オーディオインターフェース 6チャンネル AG06 インターネット配信に便利な機能付き 音楽制作アプリケーションCubasis LE対応
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- 発売日2015/05/31
- ベストセーラ1位
前述のAG03の上位モデルです。違いは、マイク端子とBGM用のAUX端子とステレオOUTがひとつずつ多く付いていることです。そのため、たくさんのマイクやBGM機器、効果音源のサンプラーなど接続したい方は、数千円高いだけの違いの、AG06の方をおすすめします。
メーカー | YAMAHA |
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価格 | 19,000円 |
TASCAM MiNiSTUDIO PERSONAL US-32W
TASCAM(タスカム) 家庭用放送機器(USBオーディオインターフェース) MiNiSTUDIO PERSONAL US-32W
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このミキサーは、簡単な効果音とボイスチェンジャー機能を持っているもので、これもおすすめです。業界では有名なTASCAM(タスカム)製のミキサーです。オーディオインターフェース機能が充実していても、コンパクトに出来ているところが特徴です。
価格は、以前は1万円以下で購入できましたが、最近は若干高くなっています。音楽のミックスとエコーとボイスチェンジャーなどのエフェクト機能が充実し簡単に操作出来るため、AG03と共にライバーさんには、人気のあるミキサーです。
メーカー | TASCAM |
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価格 | 13,026円 |
使用法は、本体のMicro USB電源端子にケーブルでUSB電源アダプターと繋ぎ、本体のマイク入力端子にマイクを接続し、本体のUSB出力端子にUSBケーブルでスマホと繋ぐだけです。モニター端子には、ヘッドホンを接続します。
エコー機能は、『REVERB』のツマミをひねると使えます。PON(効果音)ボタンが3つあって、事前に疑似音を設定しておいて使用すると、配信を盛り上げることができます。下記動画では、TASCAMの使用法が詳しく分かりますので参考にご覧ください。
Pococha(ポコチャ)でおすすめのミキサーの使用上の注意点
これらのミキサー使用時には、他にも、若干、配信グッズが必要になります。これを解説します。
必要な配信グッズを購入しよう
Pococha(ポコチャ)で使用するミキサーの他に必要な配信グッズは下記です。これもおすすめのものです。
- Lightning – USBカメラアダプタ(iPhoneの場合)
- マイク
- パソコン・タブレット
- ヘッドホン、イヤホンマイク
- 端末接続ケーブル類
Lightning – USBカメラアダプタは、ミキサーのUSB出力端子とiPhoneを接続する時に必須です。さらに、スマホにミキサー等の機器をライトニングで接続すると、充電が出来なくなりますが、充電端子付きのものを選ぶと良いです。
またAndroid端末であれば、スマホのUSB端子の形式に適合するマイクロUSBケーブルの準備が必要になります。
マイクは、ミキサーを使用するのであれば、高音質で配信可能な、コンデンサーマイクの使用をおすすめします。その場合、コンデンサマイクで使用する+48Vのファンタム電源の供給が可能なミキサーである必要があります。(おすすすめ機種では装備済み)
パソコン・タブレットは、BGM用音楽やカラオケアプリを演奏する端末として、配信用スマホとは別に準備して使用するライバーさんが多いようです。
ヘッドホン、またはイヤホンマイクは、ミキサー使用時にモニター用として必須になります。ヘッドホンではなく、イヤホンマイクを使用するとイヤホンとマイク機能兼ねる事が出来て軽い装備で配信ができます。
音楽機器とミキサーを接続するケーブル類は通常付属していないので、ミキサーの入力コネクタに一致するもの購入して準備する必要があります。マイクケーブルやラインケーブルの規格を確認して正しいものを購入してください。
接続ケーブルが正しくないと、ギターやキーボードから出力信号が正しくても、ミキサーに入力できないために音が出せません。
ミキサー接続にあると便利な配信グッズ
ミキサーに接続するもので、他にあると便利な配信グッズは、
- サンプラー(効果音発生器)(スマホのアプリ版代用でも可)
- ダイナミックマイク
サンプラーは、効果音を使って、拍手の音や、笑い声などの音をミックスする事で、あたかもたくさんの観衆を前にして配信しているように思わせる事が出来て、配信を盛り上げる事ができます。 また、スマホアプリ版のサンプラーで代用も可能です。
ダイナミックマイクは、もし、ミキサーに接続可能なマイクの種類に、コンデンサーマイクが無い場合(使用に必要なファンタム電源というものが無い場合)は、接続可能なマイクの種類は、ダイナミックマイクに限定されます。
使用環境や音声を指向性良く拾いたい場合は、ダイナミックマイクの方が良い場合もあります。
Pococha(ポコチャ)配信用ミキサーまとめ!
配信のクオリティーを上げたいと思ったら、配信グッズの中でも、「ミキサー」を使用すると、音の品質が高い配信環境を手に入れることができます。音楽を流したり、効果音を使用すると、配信が盛り上がり、新しいファンが増えていくことでしょう!
Pococha(ポコチャ)のアプリ単体でもカラオケ機能があり、この音源とミキサーでエコーかけた歌声をミックスすると、簡単に良好なカラオケ環境が出来ます。
Pococha(ポコチャ)でおすすめのミキサーの使用が良く、注意点としては、ミキサーを使用する場合、マイクや別の端末、各種接続ケーブルの準備が必要です。
また、端末充電も行いながら配信するためには、充電に対応する「Lightning – USBカメラアダプタ」などの変換アダプタが必要になります。
このように、ミキサーを有効に活用すると、配信内容を各段に良くでき、きっと、あなたは人気ライバーさんの仲間入りができるでしょう!